
第3回目になります。
今日が2024年8月29日です。
今日は挨拶について伺いたいです!
挨拶の指導って、みなさん頭を抱えていると思いますが、
先生はどういう風に教えているのか興味があります。
特に「自分から挨拶をする」ことを、『どうやって教えているんだろう!?』と。

うちの塾はそういう文化ができてるんで、今は何もしなくても、自分から挨拶しますよ。
コツはですね、「自分から挨拶をしないこと」です!

え・・・!?

生徒が来た時に、私から挨拶しなかったら、生徒から挨拶するんですよ(笑)

えぇ・・・(笑)

これが「自分から挨拶するようになる」秘訣ですね(笑)
これをうまく繰り返すと、生徒が「自分から挨拶をする」のが当たり前になります。

「挨拶をしない」生徒さんはいませんか?

中にはいますよ。
そういう生徒には「来たら挨拶くらいしろよ」って言います。

それで次からは・・・。

しますね。
ただ、細かいことを言えば、「もっと早く挨拶しろ」とか「どこ見て挨拶しとんや」とかはありますけどね。

そういうことも言われるんですか?

ひどい生徒には言います。
「誰に挨拶してんの?壁?床?幽霊?」とか(笑)

(笑)でも、こういうことを子供の頃に教わるって、すごく大事だと思います。

今は教育者も全員「サービス業」なんで、先生の方から挨拶しますもんね。
全員がそうしてるから、生徒からしたら「挨拶はされたら返すもの」って思ってますよ(笑)

・・確かに!

社会人になっても、挨拶の仕方がおかしいから、人間関係が悪くなるって、結構あるじゃないですか。
「知らないからできない」って人が、多いと思います。
「教育」じゃなくて、「サービス」ばっか受けてるんで。

「挨拶は自発的でないと意味がない」と、言う人も多いと思いますが。

その考えが、子供を不幸にすると思います。
そう言う人って、そう言うだけで、「自発的に挨拶する方法論」なんか持ってないでしょ。

ないと思います(笑)

理想を語って、その方法論がないんだったら、現実に役に立たないですよ。
だから、そう言う人って何もしないですよね。
放任するだけで。

うっ・・・(笑)

一番確実な方法論って、受け継がれてきたものだと思います。
それこそ躾(しつけ)ですよ。
子供の頃から、「自分から挨拶する」っていうのを教えたら、それが習慣になるでしょ。
で、人と会った時に「口が勝手に動いて挨拶が出る」と。
教育でできるのは、ここまでだと思います。
本当の自発性っていうのは、その人が自分の体験から「挨拶の必要性」を学ばないと出ないでしょうね。

なるほど。

最初は強制と言えば強制ですけど、「必要な強制」だと思います。
少なくとも「放任」や「見守る」よりかは、遥かにマシだと思いますよ。
良い習慣が身につくんで。
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