3つの習慣づけ ~実践インタビュー③~

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インタビュアー
インタビュアー

第3回目になります。
今日が2024年8月29日です。

今日は挨拶について伺いたいです!
挨拶の指導って、みなさん頭を抱えていると思いますが、
先生はどういう風に教えているのか興味があります。

特に「自分から挨拶をする」ことを、『どうやって教えているんだろう!?』と。

大石
大石

うちの塾はそういう文化ができてるんで、今は何もしなくても、自分から挨拶しますよ。

コツはですね、「自分から挨拶をしないこと」です!

インタビュアー
インタビュアー

え・・・!?

大石
大石

生徒が来た時に、私から挨拶しなかったら、生徒から挨拶するんですよ(笑)

インタビュアー
インタビュアー

えぇ・・・(笑)

大石
大石

これが「自分から挨拶するようになる」秘訣ですね(笑)
これをうまく繰り返すと、生徒が「自分から挨拶をする」のが当たり前になります。

インタビュアー
インタビュアー

「挨拶をしない」生徒さんはいませんか?

大石
大石

中にはいますよ。
そういう生徒には「来たら挨拶くらいしろよ」って言います。

インタビュアー
インタビュアー

それで次からは・・・。

大石
大石

しますね。
ただ、細かいことを言えば、「もっと早く挨拶しろ」とか「どこ見て挨拶しとんや」とかはありますけどね。

インタビュアー
インタビュアー

そういうことも言われるんですか?

大石
大石

ひどい生徒には言います。
「誰に挨拶してんの?壁?床?幽霊?」とか(笑)

インタビュアー
インタビュアー

(笑)でも、こういうことを子供の頃に教わるって、すごく大事だと思います。

大石
大石

今は教育者も全員「サービス業」なんで、先生の方から挨拶しますもんね。
全員がそうしてるから、生徒からしたら「挨拶はされたら返すもの」って思ってますよ(笑)

インタビュアー
インタビュアー

・・確かに!

大石
大石

社会人になっても、挨拶の仕方がおかしいから、人間関係が悪くなるって、結構あるじゃないですか。
「知らないからできない」って人が、多いと思います。

「教育」じゃなくて、「サービス」ばっか受けてるんで。

インタビュアー
インタビュアー

「挨拶は自発的でないと意味がない」と、言う人も多いと思いますが。

大石
大石

その考えが、子供を不幸にすると思います。
そう言う人って、そう言うだけで、「自発的に挨拶する方法論」なんか持ってないでしょ。

インタビュアー
インタビュアー

ないと思います(笑)

大石
大石

理想を語って、その方法論がないんだったら、現実に役に立たないですよ。
だから、そう言う人って何もしないですよね。
放任するだけで。

インタビュアー
インタビュアー

うっ・・・(笑)

大石
大石

一番確実な方法論って、受け継がれてきたものだと思います。
それこそ躾(しつけ)ですよ。

子供の頃から、「自分から挨拶する」っていうのを教えたら、それが習慣になるでしょ。

で、人と会った時に「口が勝手に動いて挨拶が出る」と。
教育でできるのは、ここまでだと思います。

本当の自発性っていうのは、その人が自分の体験から「挨拶の必要性」を学ばないと出ないでしょうね。

インタビュアー
インタビュアー

なるほど。

大石
大石

最初は強制と言えば強制ですけど、「必要な強制」だと思います。
少なくとも「放任」や「見守る」よりかは、遥かにマシだと思いますよ
良い習慣が身につくんで。

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