令和5年度 県立高校入試の振り返り

みなさん、こんにちは (^^)/
唐津市和多田にあるOishi塾の大石です。
今回は、今年度の「県立高校入試の振り返り」の内容です。

Q:インタビュアー
A:大石


Q:今年も定員割れの高校が多かったみたいですね。

A:はい。
私が数えた分だと、佐賀県の県立高校の学科数が74あるんですよ。
そのうちの31学科が定員割れでした。

Q:すごい数ですよね~。
この傾向は来年以降も続きそうですか?

A:そりゃ続くでしょう。
子供が減ってるのと、私立高校の人気が出てきましたね。
特に、福岡の私立に行く生徒が増えてきた感じがします。

Q:この定員割れの傾向が続くとすると、来年以降も県立高校のボーダーライン(合格最低点)は下がりますか?

A:それは分かりません。
定員の数を減らす高校も出てくると思います。
来年そうなるかは分かりませんけど、唐津商業は近い将来1クラス分定員を減らすと思います。

Q:3~4年前(平成31年度)に一度定員が減ったことがありましたよね?

A:そうですね。確か160人の定員がその年だけ120人に減って、また160人に戻ったと思います。

Q:高校側も学力が足りない生徒まで合格させてしまったら、その後が大変ですもんね。

A:お互い大変なんでしょうね。
でも、定員割れをしている高校でも、不合格者は出るんですよ

Q:あっ、そうなんですか?

A:「定員割れだったら」って、安心してたでしょ?
ところがどっこい、学力が足りない生徒は合格できません
下の表を見てください。
これ今年度の表なんですけど、何か気づきますか?
 (^^)/

Q:黄色のマーカーがつけられている所で、定員よりも合格者数が少ないです!

A:オマケに2次募集もないですね。「その高校にふさわしい学力」がついてない生徒は、合格できないようになってきてます。

Q:定員に達してなくても、高校側はそれでいいってことですね?

A:基準に達してない生徒を合格させる方が、後々問題になるんだと思います。
高校側もいろいろ学んだんじゃないですかね。

Q:受験のプロでない保護者さんからすれば、こういう話はどう受け止めたらいいですか?

A:「定員割れ」とか「倍率」はあまり気にしない方がいいと思います。必要な学力をつけたら合格しますので(笑)

Q:なるほど。そう言われたら心強いと思います!

A:その高校に「合格するための必要な学力」をボーダーラインって言うんですけど、塾に来てる子や親御さんには、ちょこちょこそういう情報をお伝えしてます。

Q:分かりました~(笑)

 

なぜ「楽しいのに成績が上がる」のか?

このページでは、唐津市和多田の周辺で「中学生向けの塾」をお探しの方に、「なぜ楽しいのに成績が上がるのか」という当塾の秘密についてご紹介します (^^)/

当塾は特に、次のような方の「お役に立てる」塾だと思います (^^)/

・勉強が苦手
・よく「勉強好かん!」と言っている
・「楽しく」成績が上がる塾を探している
・個別指導の塾を探している

Q:インタビュアー
A:大石


Q:いきなり直球で聞きますが、なぜ多くの生徒さんが「楽しい」とコメントを寄せている塾なのに、成績が上がるのですか?

A:逆に考えてください。
「勉強好かん!」「分からん!」と言っている子たちが、「なぜ嫌々勉強を続けて成績が上がるんですか?」って。

Q:言われてみれば、確かに(笑)

A:そりゃ塾の宿題を大量にやれば、嫌々でも成績は上がるかもしれませんよ。
でも、懲役囚じゃあるまいし(笑)
そんなやり方で成績を上げても、「勉強=嫌なもの」って感覚が一生ついてまわるんじゃないですかね。

Q:「楽しく成績が上がる」具体的なノウハウなどがあるんですか?

A:いくらでも、ありますよ。
基本は「その生徒が分かる所」から始めます。
なので、中3でも中1から始めるケースはザラですね。

Q:なるほど。
「分からないから勉強が楽しくない」んですもんね。

A:でも、その程度のことなら多くの塾でやってるんですよ。
分かる勉強でも、嫌な生徒には嫌ですからね(笑)

Q:そうですね!(笑)

A:次に、生徒の「姿勢」を正します。
具体的には、腰骨を立てた 正しい姿勢で勉強することを教えます。

Q:おぉーっ!すごく意外な答えです!

A:身体と心は繋がっているので、ダルそうな姿勢で勉強しているから、勉強がダルくなるんですよ。
「勉強好かん!」と言っている子供の姿勢を見てください。
ヒジをついたダルそうな姿勢で勉強する癖がついていないか。

Q:クラスメイトを思い出したら、確かにそうです!
逆に勉強ができる友達って、みんな姿勢が良かったです。

A:これって「勉強を楽しくするノウハウ」の根幹なんですよ。
ただ、これを公開しても、誰も真似できないと思います。

Q:今の「何でも子供の自由」とか「自主性の尊重」とかの風潮に反しますよね。

A:何が子供の自由にさせていいことか。
何が大人が教えるべきことか。
誰もその区別がついてないから、ここまで教育が乱れているんだと思います。

Q:そうかもしれませんね。
正しい姿勢で勉強をしたら、楽しくなるものなんですか?

A:いえ、まだならないですね。
姿勢が変わったら、「勉強に対する感じ方」は変わるんですよ。
より前向きになります。

Q:ほーう。

A:この「姿勢を正すこと」と「ネガティブな言葉を口にしない」だけで、だいぶ変わりますよ。
「ダルい」とか「面倒くさい」とか思ってもいいですが、口に出したらダメです。

Q:なるほど!

A:でも私が知る限り、この指導ができる教育現場って、本当に今は「ない」です。
悪い意味で子供に合わせる大人ばかりですから。

Q:耳が痛いです(笑)
先生の塾は、誰も指導しないような土台からしっかり指導されるから、「勉強が楽しい」に繋がっていくんですね。

A:はい。
分かる所まで遡って、腰骨を立てた姿勢で、ネガティブ言葉禁止。
最初は大変かもしれませんが、慣れると、勉強するのがだいぶ「楽」になりますよ。

Q:ちなみに塾でネガティブ言葉を言ってしまったら、どうなるんですか?

A:男子は筋トレです!
女子はその子に合わせて「筋トレ」だったり、「カツラを被って授業」だったり、「近くの男子が筋トレ」だったりします。

Q:面白いですね!(笑)
「きちんとされた指導」とのギャップがすごいです(笑)

A:時々生徒を引っかけて「勉強きついやろ?」「はい」「筋トレ!」とかってやってます(笑)

Q:生徒さんが可哀そう(笑)

A:ここまでの土台ができたら、次のステップは脳科学を応用します。
勉強が嫌いな子って、ここまでやっても、やっぱり嫌なんですよ(笑)
なので生徒を観察して、嫌になる直前のタイミングで楽しいことをします。

Q:またちょっと、面白そうな話が・・・。

A:土台ができた子は、20分~30分くらいは楽に集中して勉強できるようになります。
その集中が切れる直前に、男子なら筋トレをさせます(笑)
女子なら興味のありそうな話題を振ったり、左手で絵を描かせたり、ストレッチをさせたりします。

Q:脳のリフレッシュのためですか?

A:そうですね。
これを上手くやると、「集中して勉強」⇒「筋トレしてアドレナリンを放出」⇒「集中して勉強」の好サイクルに入ります。
アドレナリンが出た状態って「気持ち良い」状態ですよね?

あと好きなLDHやキンプリの話を振ったら、女子はテンションが上がります。
その「良い状態」で勉強に向かいます。
勉強の合間にアドレナリンが出るようなことをちょこちょこ挟むことで、脳が錯覚を起こすみたいです(笑)

Q:なるほどー!!嫌な勉強をしているはずなのに、いつの間にか「楽しい気分」で勉強に向かっているんですね!

A:上手くやればですよ。
下手にやれば、滅茶苦茶になります(笑)
でも「勉強嫌だー」と脳が縛られている状態から抜け出すノウハウとしては、けっこう優れていると思います。
・・・自分で言っちゃダメですが(笑)

Q:今日のお話を聞いて、だいぶ疑問が解けました。
勉強嫌いの子供たちが「勉強好きになりました!」って、「えっ~、嘘だ~!」と半分思ってましたから(笑)

A:この方法が「良い」とか「正しい」とは言わないですよ。
勉強って本来「やって当たり前のもの」なので、それをここまでしなきゃいけないっていうのは間違っていると思います。

ただ、これをやれば、生徒は変わります。

Q:これはどんな生徒にも有効ですか?

A:育ちがまともな子供には有効です。
「他人を尊重できる」って意味ですけど。

今、親御さんとか学校の先生とか、子供をものすごい尊重するじゃないですか。
そうして、自分たちが子供に尊重されなくなってますもんね
子供に「間違った心」が育ってるんですよ。

Q:先生、サラリと厳しいことを言われる(笑)

子供がこちらを「先生」として尊重しないのに、こちらが生徒を尊重して、楽しく教えることはできません
そんなの「教育」じゃないですから。
だから「人を尊重できない子供」には無理です。

それも難しいことじゃなくて、「挨拶」「言葉で返事をする」「相手の顔を見て話す」「敬語で話す」程度のことですよ。

Q:分かりました~(笑)

当塾に向いている生徒&向いていない生徒

このページでは、唐津市和多田の周辺で「中学生向けの塾」をお探しの方に、当塾の「中学生クラス」についてご紹介します。

当塾は特に、次のような方の「お役に立てる」塾だと思います (^^)/

・勉強が苦手
・よく「勉強好かん!」と言っている
・「楽しく」成績が上がる塾を探している
・個別指導の塾を探している

Q:インタビュアー
A:大石


Q:唐津にもたくさん塾があると思いますが、他の塾と大石先生の塾の大きな違いって何ですか?

A:それは、「人」しかありません。
細かいことを言えば、「指導形式」とか「システム」とか違いはたくさんありますけど、塾は全部「人」で決まります。

誰がやっている塾か。
そして、「その人の考え」と「通わせる子供との相性」がどうかが問題です。

Q:その「先生の考え」ということで、生徒さんの体験談を読むと、「勉強が初めて楽しいと感じました!」といった感想が当たり前のように並んでいますが、これってすごい感想ですよね!

A:うちの塾では普通なんですよ(笑)
「生徒の声」のページを見てもらったら分かります。
15年間「楽しく成績を上げる」ノウハウを蓄積してきたので、うちではそれが普通です。

Q:そうなんですね!
他にも「みんな先生ととても仲良しです!」
「みなさん先生と笑顔で会話をされています」という感想もありましたが、意外な感じもしたんですよ。

A:あ、それは私も意外でした!(笑)
でも誤解されたくないのは、今の悪い学校みたいなケジメのない、「なあなあな仲の良さ」では絶対にないですよ。

Q:そうですよね。大石先生って、礼儀なんかを熱心に身につけさせようとされてますもんね。

A:先生と生徒って「友達」じゃないので。
ちゃんと礼儀を弁えた上での「仲の良さ」を、その子は書いてくれたんだと思います。

Q:「この塾に向いていない生徒」っていますか?
誰でも楽しく通えますか?

A:「挨拶」とか「言葉で返事をする」とか「相手の顔を見て話す」とか、当たり前のことを教えてもやらない生徒は向いてないです
私はやるまで言い続けますが、そういう生徒は当たり前のことを、ものすごい嫌々やりますね。

Q:塾に通うなら「人として最低限の常識は身につけて来い」ってことですね(笑)他に「向いていない生徒」っていますか?

A:「先生を先生とも思ってない生徒」って、今ちらほらいるんですよ。
親御さんや学校が、甘やかし過ぎて。
こちらを「先生」として尊重しない生徒には、私も「生徒」として尊重しません

Q:分かりました(笑)
そういう生徒には、とても嫌な塾になってしまうんですね(笑)

A:そうです。
だから、そういう生徒は「挨拶をしなくてもいい塾」「言葉で返事をしなくていい塾」に行った方がいいと思います。

探せばそういう塾も、いくらでもあると思いますよ。

Q:逆に「楽しく通える生徒」って、どんな生徒ですか?

A:それはもう、礼儀正しい生徒です。
「相手への尊重」を形で示すのが礼儀ですから、それがしっかりしている子供って、「性格」とか「成績」に関係なくみんな可愛いですよ。

でも、今は学校や家庭教育がほとんど機能していないので、最初は礼儀が不十分でも「素直」だったらいいです。

Q:礼儀正しい生徒は、先生に「えこひいき」してもらえるんですね?(笑)

A:します!
可愛げのある生徒には、私も「楽しく成績を上げるノウハウ」は無限に持っているので、全身全霊をかけて楽しく教えます(笑)

たぶん、その熱が生徒にも伝わって、生徒も勉強が楽しくなってくるんだと思います。

Q:他に、この塾に通っても「成績が伸びにくい生徒」っていますか?

A:伸びにくいのは、「よく休む生徒」です。
子供に寄り添い過ぎる親御さんが増えてきてるんですよ。
「部活で疲れた」「身体がきつい」「体調不良」とか、すぐ塾を休む生徒は、自分に甘いので伸びにくいです。

Q:不登校のお子さんも塾に通えますか?

A:毎週決められた日に通えるなら大丈夫です。
子供の体調や気分次第ですぐ休むのなら、来ない方がいいと思います。
本人のためにならないので。

【参考リンク】不登校の子も通えますか?

Q:先生の塾に通われて、不登校から学校に通えるようになった生徒さんも多いと聞きました。

A:父性と母性のバランスが大事だと思います。
今、学校も親御さんも「母性に偏りすぎてる」方が多いんですよ。
だから、塾で楽しく教える中にも「父性的な厳しめのこと」も、ちょこちょこ言ってます。
バランスを取る意味で。

Q:なるほど~。「時代環境や周囲とのバランス」まで考えられて、指導されているんですね。
話が変わりますが・・・この塾で「伸びやすい生徒」っていますか?

A:はい。塾それぞれに「得意な生徒ゾーン」ってあるんですよ。
進学塾なら、「元々勉強できる子がもっとできるよう」に教えるのが得意とか。
逆に、勉強できない子はあまり歓迎されないとかですね。

うちの塾はその反対で、「平均点前後~下の生徒が、楽しく成績を上げられる」というのが、他の塾に真似できない一番の強みだと思います。

Q:他の塾さんには真似できませんか?

A:無理だと思います。
勉強が苦手な生徒の「成績を上げる」塾だったら、いくらでもあると思いますけど。
勉強嫌いな生徒が「楽しく成績を上げる」のは難しいと思いますよ。

【参考リンク】なぜ楽しいのに成績が上がるのか

Q:成績がビリ付近の生徒はどうですか?

A:めちゃくちゃ伸びる子と、伸びない子に分かれます。
「国語が得意で他は苦手」な子は、大体伸びます。
「国語が途轍もなく苦手(実力テストで1ケタ)」な子は、数学以外の教科は伸びにくいです。

Q:いろいろと詳しい話をありがとうございました!
この塾に「向いていない生徒」「成績が伸びにくい生徒」とか、なかなか聞けない『本音の話』だと思いますので、
これを読まれている方も、「塾選び」の参考になったんじゃないかと思います。

A:今の時代はこういう情報も、公開した方がいいと思います(笑)