一般選抜の「年度別」倍率

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令和2年度 一般選抜
高校名 学科名 募集定員 志願者数 倍率 合格者数
唐津東 普通 123 140 1.14  123
唐津西 普通 148 154 1.08  148
唐津商業 商業・会計 154 145 0.94  145
唐津南 生活教養 39 37 0.95  39
食品流通 35 39 1.11  35
生産技術 38 49 1.29  38
唐津工業 機械 38 38 1  38
電気 40 39 0.98  40
建築 39 43 1.1  39
土木 37 44 1.19  33
青翔 総合 76 59 0.78  53

 

平成31年度 一般選抜 
学校名 学科 募集定員 志願者数 倍率 合格者数
唐津東 普通 104 103 0.99  95
唐津西 普通 123 133 1.08  123
唐津南 生活教養 32 46 1.44  32
食品流通 29 41 1.41  29
生産技術 31 34 1.1  31
唐津商業 商業・会計 128 131 1.02  128
唐津工業 機械 32 43 1.34  32
電気 32 29 0.91  32
建築 32 40 1.25  32
土木 32 46 1.44  32
唐津青翔 総合 62 60 0.97  57
厳木 普通西部 32 33 1.03  32
普通全県 40 46 1.15  40
多久 総合 93 116 1.25  93

 

平成30年度 一般選抜 
学校名 学科 募集定員 志願者数 倍率 合格者数
唐津東 普通 106 123 1.16  106
唐津西 普通 127 142 1.12  127
唐津南 生活教養 32 39 1.22  32
食品流通 30 30 1  30
生産技術 31 40 1.29  31
唐津商業 商業・会計 128 124 0.97  121
唐津工業 機械 32 26 0.81  25
電気 32 32 1  32
建築 32 35 1.09  32
土木 32 36 1.13  30
唐津青翔 総合 63 71 1.13  63
厳木 普通西部 31 21 0.68  18
普通全県 40 34 0.85  29
多久 総合 92 117 1.27  92

 

叱る思想

新シリーズの「若い先生に向けた内容」の第2弾です。

前回「ほめると子どもはダメになる」という本を引用しながら「叱る」を主題として書きました。

今回は、その補足で「なぜ今、『叱る』を強調することが大切なのか」、その社会的な背景について書きました。

また、日本とアメリカの違いを踏まえた上で、「これからの日本の教育は何を灯にすべきなのか」を書きました。


現在は「行き過ぎた母性社会」であり、「父性の欠如」がさまざまな教育問題に根を張っています。

京都大学の名誉教授で、文化庁長官にも就任したユング学者の河合隼雄は、「母性社会 日本の病理」でこう述べています。

人間の心の中に父性と母性という対立原理が存在し、
わが国はむしろ母性優位の心性をもつ

母性優位である日本社会に、父性優位である欧米社会で「厳しさを中和する」ために生まれた「ほめて育てる」思想が流入してきました。

元々子どもに対し甘い社会に、さらに甘い思想が入ってきたのです。

その結果、日本は世界でも珍しい「行き過ぎた母性教育=とにかく褒める=何でもゆるす」が行われています。

河合隼雄は、父性と母性の特質をそれぞれ「切る」「包含する」力であると示した上で、母性の否定的な面をこう表現しています。


子どもをかかえこみすぎて、その自立を妨げる


周りを見渡すと、誰でも思い浮かぶ顔の一つや二つはあるのではないでしょうか。


また河合は、アメリカと日本が抱えている問題を比較して、こう述べています。

アメリカは今まであまりにも「切り捨ててきた母性」をいかに取り戻すかという点で、大きい問題をもっている

アメリカは「父性」が強く「母性」が弱い社会です。

日本では今まであまりにも「接触をもちつづけてきた母性」といかに分離するかの問題に悩んでいる

アメリカと日本では、社会的な背景が「あまりにも」違います。

つまり、これからの日本の教育を考える上で、「アメリカの猿真似をしては駄目だ」ということです。

「アメリカの猿真似」とは、アメリカから入ってきた「ほめる思想」を「嬉々として受け入れた」ことも当然含まれます。

アメリカの厳しい父性社会が「ほめる思想」を必要とした一方、日本の優しい母性社会に必要なのは「叱る思想」です。


その「叱る思想」を立てる際に参考にすべきは、欧米の教育者ではなく、日本の教育者ではないでしょうか。

江戸時代の医師であり学者であった貝原益軒は、日本初の教育論の本とされる「和俗童子訓」を書き遺しています。

和俗童子訓については、また機を見て取り上げたいと思いますが、その中で語られていることは、親が「愛に溺れること」を戒め、子どもの「我を抑えること」を基としています。

親や教師は「子どもをほめるべし」とは、一行も書かれていません。

反対に、子どものわがままな心を「厳しく戒めるべし」と何度も繰り返されています。

つまり、今の教育と逆なのです。

しかし、我々の祖父母の世代までは受け継がれてきた、これらの教育こそが、日本の長い歴史で育まれた「日本人を日本人たらしめた教育」なのだと思います。

我々は、我々の祖先たちが築き上げた「歴史」や「教育」を、もっと信じなければなりません。

そこには、先人の知恵と涙が詰まっています。

それらの古い時代の知恵と涙を温めて、我々は「新しい道」を知るのではないでしょうか。

 

ほめると子どもはダメになる

新シリーズの「若い先生へ」の第1弾で、「ほめると子どもはダメになる」という本を紹介したいと思います。

やや過激に聞こえるタイトルは、猫も杓子も褒めて伸ばそうとする、「過激な」この時代へのアンチテーゼです。

2015年 新潮新書 榎本博明


かつての日本では、主として父親が父性を担い、母親が母性を担っていたが、現在は父母ともに母性的な甘さをもつようになってきた。

「ほめる指導」と「叱る指導」と、どちらが大事なのか?
「優しさ」と「厳しさ」では、どちらが大切か?

こんなことで悩む先生もいるようですが、答えは決まっています。
「両方大事」です。

一人の先生が「父性=厳しさ=叱ること」と「母性=優しさ=ゆるすこと」と、両方持たないといけません。

父性だけでは、「厳しいだけ」の先生となってしまいます。
また母性だけだと、「甘いだけ」の先生に陥ってしまいます。

そして現代は、「母性」が強く、「父性」の弱い先生(親)が圧倒的に多くなりました。

つまり「母性」は発揮しやすく、「父性」は発揮しにくい社会風潮だと言えます。

だからこそ、強い「父性」を発揮している少数の先生に価値があります。

もし「父性」「母性」という言葉を使って「良い先生(家庭)」というものを定義すれば、「父性」が強く、「母性」も強い先生(家庭)がそうだと言えます。


「ほめて育てる」が浸透してからほぼ20年が経過し、そうした空気のもとで育てられ、厳しさというものにまったく触れずに育った者が、今度は親となって子育てをする側に回り始めている。

今の20代の先生(親)たちには、ほとんど「叱られた経験がない」人も多いそうです。

充分な社会化をされないまま、社会に出てしまった人もたくさんいるでしょう。

先生(親)自身がそういう経験をしていないから、生徒(子ども)に「どのようにしたらよいか分からない」というわけです。

四書五経の四書の一つで、幾百人もの歴史的な偉人が座右の書としてきた「大学」には、それと全く同じ状況のことがこう書かれています。

 

心誠に之を求めば、中(あた)らずと雖(いえど)も遠からず

 


意味が分からなければ、自分で調べて下さい。


そんな若い先生たちは、どのような態度で、子供と向かい合うべきでしょうか。


それは、「覚悟を決める」ことだと思います。

20世紀最大の詩人の一人と言われるW・H・オーデンは、その詩「見る前に跳べ」でこう叫びました。

 

私は君を愛するが
だからこそ君は跳ばなければならない

 

叱るべきときに叱ることは、技術ではありません。
従って、そこには「上手い」も「下手」も存在しません。
やり方などは、どうでもよいのです。

大切なのは、覚悟です。
子どもの社会化を促すために、一歩も退かないという覚悟。

「こいつの将来のために、今、ここで言わねばならない」という覚悟です。

やり方は、後からついてきます。
腹を括り、跳ぶだけです。

その葛藤が「涙」であり、心を鬼にして叱ることが「愛」です。

いつも笑顔で、叱るべき場面でも決して叱れない先生(親)は、「愛」の対極にいる最も卑しい人間だと、私は思います。

 

 

くんちのヤマ当てゲーム

みなさん、こんにちは! 

唐津市和多田の「勉強嫌い」「勉強が苦手」な小・中学生のための「個別指導」「少人数指導」 Oishi塾の大石です ヽ(^。^)ノ

今回は、休憩時間に気分転換(遊び)でやっていた「くんちのヤマ当てゲーム」の紹介です。

生徒の描いた絵が、何ヤマか当ててください。
どうぞ (^^)/


まずは、初級中の初級。
次の絵は、何ヤマでしょうか?

 

正解は、鯛ヤマです!


続いて2問目。初級です。

 

正解は、浦島太郎です!


中級編。

 

正解は、源頼光(らいこう)です!

 

4問目は、美術の成績が「5」の生徒が描きました。
その割には、なかなか下手くそ個性的な絵です (^^)

 

正解は、七宝丸です!


5問目。

 

正解は、飛龍です!


6問目。

 

正解は、武田信玄の兜です!

 

上級編。
私はバイキンマンかと思いました。


正解は、玉取獅子です!

 

番外編。
「は?こんなヤマないやろっ!」と、描いた生徒はブーイングを浴びていました。

 

 

正解は、源義経の兜(らしい)です!

「自分の似顔絵やろっ!」と、ツッコミを受けていた女子生徒がかわいそうでした (^^)/

 

ハロウィン 2019

みなさん、こんにちは! 

唐津市和多田の「勉強嫌い」「勉強が苦手」な小・中学生のための「個別指導」「少人数指導」 Oishi塾の大石です ヽ(^。^)ノ

昨日は、ハロウィンでした。

うちの塾は、「イベントとして」は何もしませんが、その日教室に来る生徒は「ちょっとなら仮装してもよい」というルールがあります。

当日の教室の様子を、写真で紹介します!


授業中。
普段からカツラを被り慣れている生徒たちは、ハロウィンごときで浮かれたりしません (^^)/

落ち着き払っています。

2年生のヤンチャ小僧たちも。

休憩中。
チェキで記念撮影。
まるでモンスターです。